石狩川流域圏会議とは


石狩川夜景と大雪山 旭川市(提供:石狩川振興財団)

 石狩川は、大雪山系の石狩岳(標高1,967m)に端を発し、石狩湾で日本海に注ぐ流域面積14,330㎞2(全国第2位)、そして幹川流路延長268㎞(全国第3 位)に及ぶ日本の大河川であり、札幌市・旭川市を含めた46市町村からなり、面積は、北海道全体の17%、人口は北海道全体の約54%の313万人となっており、北海道の中でも特に都市化が進んだ地域であるとともに、日本の食料を支える重要な農業生産基地として開拓が行われた地域であります。

 開拓初期には、幾度となく大規模な河川氾濫を繰り返し、流域の開拓の歴史は、石狩川の水害との闘いの歴史でもありましたが、明治43年以来、本格的な治水が行われて100年、現在では、北海道における社会、経済、文化の中心地域にまで繁栄しました。

 これからは、流域という同じ水系環境にある「流域圏」という視点に立って、「石狩川の各河川整備計画」に基づく着実な治水事業を進める一方で、豊かな水資源や自然環境、そして、農業・道路・空港・港湾などの充実した社会資本整備基盤など、新たな資源や可能性を掘起すことで、東京都、横浜市に次ぐ、第3位の人口規模を持つ緩やかなつながりのある圏域として取り組みを進め、地域性・独自性のある流域圏文化を育み、国内外にこの魅力を発信することで、流域圏全体の活性化を目指します。
 このような流域圏づくりを目指すために、流域圏を構成する市町村長が一堂に会した「石狩川流域圏会議」を設立します。

 

石狩川流域圏会議規約


石狩河口橋夕景 石狩市(提供:石狩川振興財団)

(名称)
第1条 本会議は、石狩川流域圏会議(以下「流域会議」という。)と称する。


(目的)
第2条 流域会議は、石狩川流域にある市町村が、流域の豊かな環境や資源を活かした活性化に関する施策や様々な課題について、流域の視点を持ち協働で検討し、関係機関への提案や取り組み等を行い、流域の総合的な発展に資することを目的とする。


(構成)
第3条 流域会議は、石狩川水系にある市町村をもって構成する。


(事項)
第4条 流域会議は、第2条に定める目的を達成するため次の事項を行う。
(1)石狩川流域の河川整備・災害対応等の課題などの検討及び取り組みに関すること。
(2)石狩川流域の利水・環境に関する検討及び取り組みに関すること。
(3)石狩川流域の農業・観光など流域の活性化策の検討及び取り組みに関すること。
(4)前号に基づく国及び関係者に対する提言・提案・要望に関すること。
(5)その他、流域会議の目的を達成するために必要なこと。


(会議)
第5条 流域会議は、別表1にかかげる石狩川流域の市町村とする。
2 会議の議長は、幹事の市より2年ごとの任期で順番に議長を務め、会議は議長が主宰する。
3 会議は議長が招集する。
4 会議の副議長は、幹事の町村より2年ごとの任期で順番に副議長を務め、議長を補佐する。
5 構成員である市町村は、流域会議の開催を求めることができる。
6 年間事業計画及び事業報告並びに予算及び決算に関する承認報告は書面にて実施する。
なお、上記事項に重要事項がある場合は必要に応じて会議を招集することができる。
7 必要に応じて構成員以外の関係者に対し、出席または資料提出などを求めることができる。


残雪の大雪山連峰 石狩川・愛別町(提供:石狩川振興財団)

(幹事会等)
第6条 流域会議には、構成する市町村から幹事若干名をおき、その幹事の市から幹事長1名、町村から副幹事長1名、そして監事1名とする別表2の幹事会をおく。
2 幹事長は、議長となる市長とし、幹事会を招集する。
3 副幹事長は、副議長となる町村とし、幹事長を補佐する。
4 必要に応じて、石狩川流域の市町村及び河川管理者など関係者で構成するワーキンググループを設置することができる。
5 構成員である市町村は、幹事会及びワーキンググループの開催を求めることができる。
6 監事を置き、会計事務について監査する。
なお、監事は議長の任期後の次年度から2年間とする。


(事務局)
第7条 流域会議の事務局は、議長となる市におく。


(経費)
第8条 流域会議の経費は、構成市町村の負担をもってこれに充てる。


(会計年度)
第9条 流域会議の会計年度は、毎年4月1日に始まり翌年3月31日に終わるものとする。


(その他)
第10条 この規約に定めるもののほか、流域会議の運営に関し必要な事項は議長が定める。
ただし、重要な事項は、構成員の同意を得るものとする。

 

附則 平成27年4月1日から施行する

 

【別表1】石狩川流域圏の市町村名

流域市町村 市町村名
旭川市 南富良野町 南幌町 雨竜町
富良野市 幌加内町 奈井江町 北竜町
鷹栖町 夕張市 上砂川町 沼田町
東神楽町 岩見沢市 由仁町 札幌市
当麻町 美唄市 長沼町 江別市
比布町 芦別市 栗山町 千歳市
愛別町 赤平市 月形町 恵庭市
上川町 三笠市 浦臼町 北広島市
東川町 滝川市 新十津川町 石狩市
美瑛町 砂川市 妹背牛町 当別町
上富良野町 歌志内市 秩父別町 新篠津村
中富良野町 深川市    

 

 

【別表2】石狩川流域圏会議 幹事会

順不同 敬称省略

議長
副議長
監事
市町村名委 員備 考
職 名市町村長名
議長 滝川市 市 長 前田 康吉  
副議長 新篠津村 村 長 石塚 隆  
監事 旭川市 市 長 西川 将人  
幹事 恵庭市 市 長 原田  裕  
幹事 長沼町 町 長 戸川 雅光  
幹事 南富良野町 町 長 池部  彰